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Street Jam
#02 インストア・イベント 01.10.15
#01 まずは'00の総評から 01.08.10 (01.10.03)

#01 まずは'00の総評から  2001/08/10
(註)2001/10/03に若干の修正を加えました。

 お久しぶりです。NIINOです。初めての方には初めまして。ようやく冬眠終了です(笑)。
 でも、再び冬眠するかもしれませんが(おい)。
 まあ、とにかく「今年」というか「21世紀最初」のStreet Jamをお届けします。遅いけれどね(苦笑)。
 とり合えずは、この記事の方針などを簡単に書いておきます。ま、後で変わるかもしれないけれど(笑)。

1.ジョセフの生き様から学べ
  (翻訳:このコーナーは、NIINOが良いと思った音楽について思いのままに、だらだらと書いてあります。かなり趣味の偏りがあるので、ご注意を)
2.週休五日制を主張 by ミスチル
  (翻訳:個人の趣味でやることですので、新譜の購入やら、記事の更新速度などにはムラがあります)
3.シロマサだってそうする。おれだって、そうする。
  (翻訳:このレビューに書いてあることを信じて、何らかの被害を被っても、当方は責任を負いかねます。解説をも含めて、全て創作だと思って下さい)
4.裁くのは俺のスタンドだ
  (翻訳:最終的な線引きは自分でしましょう。ツーか、しろ)

 では、とりあえずは去年の締めくくりから。

■2000年の俺ベスト(又は、俺リアル)
1.中村一義「ERA」
2.新居昭乃「振るプラチナ」
3.jenka「home is where the heart is」
4.RADIOHEAD「KID A」
5.GREEN DAY「WARNING:」

 完全に日本が優勢の年。というか、洋楽、元気なさすぎ(T_T)。個人的にはなんか寂しい1年でしたよ。
 あと、なんでもカンでも【芸能界】的になり、そしてそれに似合うように商品化されていく構図が、痛いほど目に付いた1年だったような気が……。邦楽も洋楽もそれが目立ったような。
 あなたはどうでした? そういう風に感じませんでした? 
 でも邦楽のがんばりは本当に嬉しいかぎりでした。他にもスピッツ、くるり、プリ・スクール、スーパーカーなどいろいろと活躍していました。まあ、洋楽でもスマパンとかプライマルとかあったけれどね。スマパンは解散してしまいましたが(T_T)。

 ちょっと悩んだのですが、でも、振りかえってみてあげるとしたら、この5曲という感じです。
 中でも、断然、中村一義が光っていた。友人曰く【今年一番聞きたい音を鳴らしてくれた】。まさに然り。
 もう文句無しで1位にランキング。
 聞いていないなら、「ご愁傷様」。「今からでも聞け!」とは言うけれどね。旬は過ぎた感は否めません。言い方きついけど、もう遅い。遅すぎ。
 このALBUMの旬は間違い無く、発売されたあの瞬間。あの瞬間にこの音がならされること、それが必要だった。
 でも、シーンは常に変化するです。
 次のシーンで鳴らされる音を知るには必要な1枚のような気もするけど、あの付きぬけるような感情が抱けるかどうかは謎です。閉鎖感の在るときにこれが出たことが大きかったからなぁ……。今聞くと、ちょっと色あせた感じがするしね、実際。
 でも、去年という時間の中で、俺に希望を持たせてくれたのは、これでした。
 正直、それまでのマキシを聞いている限りでは「おいおい、どうしたの?」という感じでしかが、ALBUMになってみて納得。マキシで出ていた曲もアレンジされていて良い感じです。
 あ、もしマキシしか聞いていない人は、アルバムを買うことを御勧めします。ツーか、邦楽はもっと、マキシで出た曲をしっかりとアレンジしてからALBUMに載せるべきではないかと思うのだが、どうよ? (もちろん、潔く載せないというのはアリだ)

 2位の新居昭乃はその歌の広がりを認めて、ここにランキング。なんと言ってもreve(eのうえに^が付きます)がすごい変化!
 本人も「多分これ以上明るい感じの歌は歌わないと思います(笑)」というぐらいの明るい曲です。フレンチ・ポップっぽい曲ですな。
 個人的には「reve」「ガレキの楽園」がお気に入り。
 「ERA」が出るまでの時期を支えていたのは間違いなくこのアルバムでした。ジャケットもいいです。特に淡い緑の使い方が(なんか、この人とは好きな色がダブるな。何でしょうね?)。
 実はデビュー自体は結構昔な人です。地道にやって、ここまで来ました。そして、これからも地道にがんばって欲しい人です。マイペースにやっていってもらいたいですな。
 だが……これ以上売れるとLiveのチケット取るのが大変かも(^^;。
 去年のチケット取りも大変でした。何とか無事に取れましたが(まあ、去年のLiveの事を思い出すといろいろな意味で幸せになれるのも2位に位置付けた要因です(照))。
 とりあえずは5月に発売(やったね!)の新ALBUM「鉱石ラジオ」を楽しみに待っています。

 次のjenkaは2000年に出ていたのですが、買ったのは今年に入ってからです(笑)。
 そういう意味では、ここにランキングするのはいけないのかもしれません。でも、声が好きなので入れちゃいました(笑)。
 まあ、正確に言うとちょっと「けだるい」感じの雰囲気が好きなのですが。もっと言うと昔の声のほうが好きですが。より「けだるかった」ので(笑)。でもまあ、3位に入れます。
 声に特徴があるので嫌いな人はつらいALBUMです。かなり癖あります。僕もちょっと引っかかるところありますし。曲もやはり癖があります。基本的には……打ちこみ系? でも、アコースティック・ギターとかタンバリンとかも使っています。
 ……こう書くと曲に癖がないような感じがしてくるな(笑)。でも、癖あります。
 一応、これがメジャー移籍第1段のALBUMのはすです。それまでは外国のレーベル(インディなのかどうかは不明。でも、メジャーなレーベルではないと思う。なんか、スウェーデンのレーベルだった(笑))からCDが出ていました。まあ、売れ方としては、この位のほうがいい感じです。売れすぎても困るし。なんたって今度の発売元SONYですからね!(爆)。下手に売れるとアーティストの色作り始めますから。
 あ、あとチボ・マットの本田ゆかが数曲参加しています。

 で、4位になってようやく洋楽。それも「KID A」。例の問題作です(笑)。
 賛否両論在るのですが、僕は賛成派です。これはこれでいいALBUMだと思うよ、ウン。確かに 今までのような「即GETだ!」というような熱いものは無いですが、ショッキングなものであったのは確か。本当に透明感の在る内容でした。聞き終わった後に、本当にクリアになる。でも、ただクリアなだけ。ただ、それだけ。
 空虚感というものをさらに越えたところに在るクリア。感情がキャパを超えてなにも感じなくなったところのクリア。
 それがあります。
 あ、最初に聞くときにはちゃんとイヤホンで聞きましょう。それも飛ばすことなく。CDが「完全に止まる」まで聞きましょう。この「完全に止まるまで」が重要です。でないと、中身半減します。ぜひ、お試し在れ。
 ちなみに俺はこのALBUMを通勤のときに聞いていたんですが、帰宅のときなんかマジで、クリアになります。淡々と作業を繰り返す歯車のようになれます。いや、ホント(^^;。
 「金はあるけど、貸す金の無いヤツばかり。子供は作れるけれど、イカせることの出来ないやつばかり。まったく、最低だね」って言ったのって、ザ・フーで良かったんだっけ?」とか冷静に、冷めた感覚で考えられるようになります(笑)。いや、それはそれで問題あるんですけれどね……。

 5位のGREEN DAYは、これがGREEN DAYで無かったら、ここにいれて無い気もします(笑)。でも、良いALBUMです。ただ、こんな古き良きロックのALBUMがパンクの彼らから出たことがすごい。そのほうが、俺にはインパクトが強かったです。
 非常に良いALBUMですが、ヘビーローテーションには向かないかも。たまに聞いてちょっと温まる。そういうALBUMのような気がする。正直、ちょっと飽きやすいのが難点。
 ホント、いいALBUMなんですけれどね。とても懐かしいロックに会える一枚です。
 とまあ、とりあえず去年の感じとしてはこんなところでしょうか。

 さて最後に、今聞いているALBUMを。

■MANIC STREET PREACHERS「KNOW YOUR ENEMY」

 帰ってきました。奴らが帰ってきました。
 マニックスの6作目、とうとう発売です。しかも、日本先行発売(爆)。「どういうことですか、それは?」という気がしますね。日本先行発売というのが(笑)。
 正直去年の終わり頃「マニックスの6作目が出るらしい」「今度はパンクらしい」という情報が来たときには【おいおい、マジですかぁ?】と思ったモンだが、ちゃんと帰ってきました。
 そして公言通り、パンクです(多分)。でも、やはり一時期の毒の強さは無いです。
 初め聞いたときには、ALBUM全体の雰囲気としては二作目の「GOLD AGAINST THE SOUL」に近い気がしていたのですが……。今「GOLD AGAINST THE SOUL」聞きなおしているんですが、違いますな。断然2作目のほうが、カッコいいです(T_T)。やはり、彼らの傷は深いことを、今痛感しました。
 でも、今のところ「KNOW YOUR ENEMY」はヘビーローテーションです。まあ、前の2つのALBUMの後に出来たALBUMという流れは感じられます。
 あ、そうそう、言う言えばマニックスの 日本語サイトがオープンしましたね。興味の在る人は見てみるのも一興かと思います。
 でもやはり、毒の強さとともにカッコ良さも薄れた気がする……。やはり、リッチーに敬意を表して「このフニャチン野郎達がッ!!」とか、言っておいたほうがいいかもな。特に1枚目で惚れこんだ人は。それが礼儀かもしれん。ウン(笑)。
 ま、最近はそんな感じですわ。

■追記  こんな要望を受けました(笑)。
  「ええと、アーティストの名前が余り分からないので、解説をつけてください」
                             岡山県 グラッスラー・ハチ さん

 で、解説を考えてみたんですが……。どうも、どんな解説が良いのか分らなかったんですよ。
 あれですかね? 今までのALBUMとかどんなところで活躍していたのかを書けば良いんですかね?
 どうなんでしょ? あったほうが良いですか?
 なんかどうにもしっくり来ないんですよね。「アルバム良ければ、それでいいんじゃん?」という気が少しします。それに、アルバム買えば、解説ついてくるし。
 あ!? それをパクれば良いのか!?(おい)
 ……えーと……なんとなく感じが掴めてきたので(良いのか?)、あったほうが良いという人は、レス下さい(笑)。
  じゃ、今回はこの辺で。
  また、近いうちに会いましょう(会いたい人は(笑))

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